トリガーポイント療法
長時間同じ姿勢でいたり、筋肉を使い過ぎたりする事によって筋肉が損傷や炎症を繰り返えし、筋膜に癒着がおきます。その部分が索状の硬結となり「トリガーポイント」とよばれます。このトリガーポイントによって引き起こされる知覚症状、運動症状および自律神経症状を呈する症候群を筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)といいます。トリガーポイントは、その周囲や少し離れた場所に放散する痛み(関連痛)を発生させる事があります。
施術では、そのトリガーポイントに鍼や指圧、整体を施すことで筋膜の癒着を改善し、疼痛等の症状が緩和するようにしていきます。
下図をご覧ください。
☓印の場所がトリガーポイントです。赤い場所が関連痛の発生する場所です。
当院で非常によくみられるケースです。
(Myofascial Pain &Dysfunction TriggerPointManual J,Travell&D,Simonsより)